【結婚調査とは?】結婚調査でわかることや調査事例を解説

「結婚を考えているけど、少し気がかりなことがある」「結婚相手のことだけでなく、家族のことも知っておきたい」という方に向けて。今回は結婚調査について解説します。

また、「探偵に結婚調査の依頼なんてしたら結婚した後に問題になるんじゃないの?」「探偵に依頼して何がわかるの?」と不安になる方もいますよね。そんな方にも安心していただけるよう、今回は実際の調査事例もお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

結婚調査とは

結婚調査とは、結婚前に相手のことやその家族の素性・素行を調べる調査のこと。

ワトソン
ワトソン

結婚調査は、本人たちよりその親族が依頼する事が多いようです。

「大切な娘の結婚相手がまともな男か確かめたい」「お見合いをする相手に借金や浪費癖がないか知っておきたい」など、結婚前の不安を取り払い、大切な人が安心して結婚生活に臨めるようにするのが結婚調査というわけですね。

結婚調査でわかる4つのこと

では、結婚調査を行うと具体的にどんなことが分かるのでしょうか?

今回は、4つに分けて一つ一つわかりやすく紹介していきます。

1.結婚相手の生活や経歴、素行

対象者の学歴や職歴・住所・よくいく場所や交友関係といった基本情報や素行を調べられます。

今の職場や仕事内容はもちろん、過去の仕事や学校の転校・転入・卒業・中退歴なども分かります。過去の経歴を記した履歴書が分かる、とイメージするのがよいでしょう。

ワトソン
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特に反社会性力との付き合いが無いかは重点的に調べておくべきポイントです

2.結婚相手の健康状態

今の健康状態・通院の有無・持病などが分かります。

場合によっては手術歴や通院歴まで調べたり、今後子どもを作るに当たり体調に問題がないかを調べたりするケースもあるようです。

3.結婚相手の資産状況

今の収入や支出のバランス・借金の有無・資産の種類・預貯額などが分かります。

近しい親戚の金銭状況を調べたりブランド品の好みやギャンブル癖を調べたりすることもあるため、結婚後の生活をイメージしやすくなります。

ワトソン
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結婚した後に、向こう側の家族からお金をせびられたりする…なんてことが無いようにしたいですもんね…

4.相手の家族の情報

親や兄弟姉妹の住まいや職業はもちろん、家業があればその資産状況や経営状態まで調べることができます。なかには親戚にまで手を広げて調査するケースもあります。

ワトソン
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結婚となると、家族のことも知っておく必要があります。

探偵へ依頼があった結婚調査の事例・具体例

実際に探偵事務所に依頼があった結婚調査の内容について紹介します。「調査してもらったよかった!」と未然に結婚を防げたケースもありますので、参考にしてみましょう。

ケース1.結婚相手の経歴調査が発覚!

有名中高一貫校から超難関大学に合格した、国家資格持ちで専門職に就いている、家族や親戚が裕福でお金に困らない…などの話が、実は嘘だったと分かったケースです。実際の最終学歴が中卒であったり、無職期間が長かったり、家族との金銭トラブルが絶えなかったりする場合もあるようです。

ケース2.相手の過去の交際相手がやばかった!

過去に不倫をしていた、交際相手を妊娠させて逃げた経験がある、実は離婚歴があり慰謝料・養育費を支払っている最中…など、男女関係のトラブルが根深いケースです。

金銭的な問題に発展するだけでなく、ストーカーや逆恨みをされる可能性もありますので、過去のことと安易に考えず十分注意しておきましょう。

ケース3.彼女の家族は怪しい宗教一家だった!

新興宗教や特定の宗派に熱中していて、宗教ぐるみでの付き合いや勧誘が予想されるケースです。寄付金や商品の購入を迫られる場合もあり、ねずみ講やマルチ商法への協力を強制されることで人生が一変してしまう可能性もあるでしょう。

結婚調査の費用

結婚調査にかかる費用は、難易度の高低や対象範囲の広さによって変動します。いくつか実例をみていきましょう。

低難度(低価格)の結婚調査

婚約者本人のみの調査であったり、職歴だけ・学歴だけなど特定の範囲のみの調査を依頼したりするのであれば、比較的低価格で実行可能です。

平均15万円程度が相場とされています。

相場通り(中価格)の結婚調査

婚約者とその家族について調査する場合や、尾行・張り込みを必要とする素行調査まで依頼する場合、50万円程度必要です。地方の出張や遠方の実家について調べる場合は、交通費がプラスされる場合があります。

高難度(高価格)の結婚調査

親戚や友人の情報まで調べたい場合や、生い立ちを全て調査したい場合、難易度が高いため依頼費用も高額になります。探偵事務所によって異なりますが、100万円~スタートする場合が多いでしょう。

予算を抑えるためには?

予算を抑えながら結婚調査を依頼したい場合、無理ない範囲で構わないので相手に関わる情報を集めておきましょう。生年月日・家族構成・実家の住所や本籍地・今の職場・転居前後の住所など、あればある程調査の難易度は下がります。

また、共通する友人・働いている部署名・保有している銀行口座など些細なものでもなるべく探偵事務所と情報共有してみましょう。

結婚調査は専門家に依頼しよう

結婚調査は、将来の自分や家族を守るための大切な手段です。しかし予算をケチって自分で調査したところ、相手にバレてしまい信頼を損ねたり逆ギレされてトラブルになったりするケースも絶えません。

可能であれば、ノウハウを持っている専門家に依頼し、自分はいつも通りを装いながらなるべく情報を引き出すなど、冷静な行動をとるのが肝心です。