浮気・不倫をされた時、サレた側には慰謝料を請求する権利があります。
しかし、浮気の証拠が無いと相手に「やってない」と言われてしまった時、どうしようもありません。
そのために、慰謝料を請求するなら浮気の決定的な証拠が必要です。
今回は、『浮気・不倫で慰謝料請求するために必要な証拠とは?』必要な証拠の種類から、証拠の集め方を紹介します!
この記事の監修:MJリサーチ綜合探偵社さん

MJリサーチ綜合探偵社・マコトくん
MJリサーチは、探偵をもっと身近な存在にするために、大手総合探偵社から独立したメンバーが集まり新設した探偵社。
20年以上の調査経験を持つプロの調査員による安心と信頼の調査を、個人及び法人の依頼主様、顧問企業様に提供する。
ちなみに、マコトくんはMJ Researchの頭文字MJRをもじっている。
浮気・不倫で集めるべき5つの証拠
浮気・不倫の決定的な証拠となるものはなんでしょうか?
それは、『第三者から見て、不貞行為(肉体関係)があったとわかる証拠』です。
ここからは、そうした証拠がどのようなものなのか、解説していきます。
1.写真・動画
パートナーの不貞行為を証明する上で、動画・写真は非常に説得力のある証拠になります。
特に強力なのは以下の3つ。
- ラブホテルの出入り
- ビジネスホテルの出入り
- 愛人宅や別邸への出入り
ラブホテルへの出入り
ラブホテルは、一般的な宿泊施設とは違い、カップルの性行為に適した設備が整っています。そこへ、カップルが入っていけば、性行為が行われる可能性が非常に高いといえます。
ただし、入っていくだけの写真では「すぐに出てきた」と言われてしまうかもしれません。
- ラブホテルへ入っていく写真
- ラブホテルから出てくる姿出てくる
両方撮影撮影しておけば、まず言い逃れはできません。
加えて、何時に入って行ったか・何時に出てきたのかを記録しておくことで証拠はより強力なものとなります。
ビジネスホテルへの出入り
ビジネスホテルへの出入りも、良い証拠になります。
しかし、ビジネスホテルの場合はカップルが同じ部屋に入って行ったところまで撮影しなければいけません。

別々の部屋に入った、と言われたらどうしようもないですからね。
それに、実際別々の部屋をとって会う時だけお互いの部屋に行く、という人もいます。
なので、ビジネスホテルの出入りの証拠を撮るのは非常に難易度が高いです。

高い技術と経験のある探偵が必要になってくるでしょう。
愛人宅・別宅の出入り
愛人宅などの出入りも、証拠になります。

しかし、愛人宅の場合は、出入りだけでは有力な証拠にならない場合が多いです。
- 何泊もしていること(できれば3泊)
- 2人きりで同じ部屋にいたこと
- 家に2人以外の人がいなかったこと
- 行為に及んでいる写真 など
愛人宅の場合は、さまざまな証拠を「積み上げ」て、初めて強力な証拠となります。
また、愛人に子供がいる場合などは、その子供の年齢も鍵になってきます。
例えば、小学生以上の子供が家にいる場合は、そうした行為に及ぶことは難しいと考えられます。対して、子供が乳児以下だった場合は、不貞行為が行われた可能性は上がります。
その他の写真
その他にも
- 手を繋いでいる写真
- キスしている写真
- 抱き合っている写真
など、親密度が高いように見える写真も証拠となります。
残念ながら、このような写真だけでは決定的な証拠とはなりませんが、他の証拠と組み合わせることで、説得力のある証拠になるでしょう。
2.避妊具や大人のおもちゃなど
パートナーのカバンから出てきた避妊具や大人のおもちゃなども証拠となります。
このような物が見つかった時は、写真にとっておけば良い証拠となります。

しかし、撮影の際には注意点があります。
それは、手で持って撮影しないこと。
カバンを探していて、避妊具や大人のおもちゃなどが出てきた時は、必ず①カバンに入っている状態②そのカバンから出した状態の、2枚を撮影しましょう。
そうしないと「自分のじゃない」「捏造したんだ」と、言い逃れされやすくなってしまいます。
3.メール・LINE・チャット
メールやLINEなどのチャットの記録で、ホテルや旅行に行った、家に泊まったなどの肉体関係を思わせられる内容であれば証拠として利用できます。

これにも注意点があります。それは、スクショをしないこと
スクリーンショットは電子データなので「書き換えたんだろ!」と、簡単に言い逃れされてしまいます。
メールやチャットのやり取りを見つけたら、必ずデバイス(スマホや携帯)ごと写真を取りましょう。
4.スケジュール帳
スケジュール帳に浮気相手とのデート日やデートの内容などが書いてあれば、証拠に出来るかもしれません。肉体関係が推測できる内容(ラブホテルへ行った、など)なら強力な証拠となるでしょう。
また、スケジュール帳に今後の予定が書いてあれば、探偵が調査しやすくなるかもしれません。
5.日記や記録
- 日々のパートナーの動きや態度の変化
- コンドームやバイアグラといった性行為に関係する物が減って行っていること
- 日々自分がどう感じているかの記録
など、時系列に沿った記録は強力な証拠になります。
「今日も夫が夜遅く出て行った。女のところに行ったと思われる。本当に悔しい、消えてしまいたい…」など、感情を書くと良いと言われています。

証拠を見て判断するのは、裁判官=人間です。
裁判では、被害者の精神的ショックも重要な判断材料になります。
証拠は組み合わせて使う
- 写真・動画
- 避妊具や大人のおもちゃなど
- メール・SNS
- スケジュール帳
- 日記や記録
以上が、浮気調査で集める証拠です。
ところで、この中で単体で強力な証拠となり得るのは最初の不貞行為があったとわかる写真・動画だけです。

じゃあ、その他の小さな証拠は意味ないの?
と思いますよね?そんなことはありません。

裁判では、証拠を一つ一つ見るのではなく、全ての証拠を見て総合的に判断します。
なので、もちろんラブホテルの出入りなど決定的な証拠があるのが一番ですが、小さな証拠も、組み合わせて使うことで、説得力のある証拠にすることができます。
また、小さな証拠があれば、それを糸口に探偵も調査がしやすくなります。見つけたら、必ず保管しておきましょう。
証拠の集め方
では、以上のような証拠はどのようにして集めるのでしょうか?
ここからは、証拠の集め方を解説していきます。
探偵に依頼する
最も確実に、裁判で有利になる証拠を取りたいなら、探偵に依頼しましょう。
特に、浮気を決定的に証拠づける写真や動画は探偵にしか撮れません。
また、探偵はこれまでの経験・ノウハウからどのくらいの証拠をとれば裁判で有利になるかを理解しています。
なので、あなたが今持っている証拠なども加味して、最短で必要な証拠を揃えてくれるでしょう。
自分で集める
浮気の証拠は自分で集められるものも多いです。
ここからは、自分で証拠を集める方法を見ていきましょう。
1.デバイスをチェック
パートナーの使ったスマホやカーナビなどを調べると、証拠が発見できることがあります。
・メールやSNS
メールやLINEを見ることは難しいかもしれませんが、ブログやtwiiter・instagrmなどSNSへの投稿から浮気が発覚するケースも少なくありません。
・通話、通話履歴
相手が通話している際は、どのような関係の人と電話しているのか聞き耳を立ててみましょう。
また、「誰と電話したの?」と聞き、反応を見てみるのも良いでしょう。
また、通話履歴を見れば浮気相手の名前がわかるかもしれません。
・カーナビの履歴
カーナビには、過去の検索履歴が残ります。また、どこへ行ったのかも記録が残るため、履歴を写真に納めておくと良いでしょう。
2.持ち物をチェック
パートナーの持ち物をチェックすると、思わぬ証拠が出てくる可能性があります。
・手紙、メモ
メモや手紙でのやり取りも重要な証拠になるでしょう。例えば、手紙の中に不貞行為を匂わす記載があれば、他の証拠と組み合わせて強力な証拠になりえます。
・レシート
飲食店や、駐車場・ホテルなどのレシートは、いつ何時にどこにいたかを証明する証拠になります。
写真にとっておきましょう。
・クレジットカードの明細書
クレジットカードの利用明細に、レストランや映画・観劇・テーマパーク入場料など、デートが行われていないか確認しましょう。
・Suicaなどの履歴
頻繁に浮気を繰り返している場合、同じ駅に何度も行き来する可能性があります。ICカードの交通履歴を見ればどこの駅で乗り降りしているかわかるかもしれません。
ICカードの履歴表示なら、直近の利用分最大20件まで。駅に行って印字すれば、最大100件まで履歴が見れるようです。
証拠が見つかりやすい場所
浮気の証拠は、シテいる側はもちろん知られたくないもの。わかりやすいところに証拠を残す人はいません。
ここでは、あなたが探すべき証拠が見つかりやすい場所をご紹介します。
- 配偶者の部屋
- 車の中
- カバンの中
- スマホの中
- コートなどの上着の中
詳しくはこちら↓
証拠集めは探偵に依頼しよう
いかがだったでしょうか。浮気を裏付ける証拠は以下の5つ。
- 写真・動画
- 避妊具や大人のおもちゃなど
- メール・SNS
- スケジュール帳
- 日記や記録
意外と自分で集められる証拠が多いな、と思われた方も多いのではないでしょうか。

そうなんです。そして、自分で集められる証拠を集めておくことが証拠集めの鍵になります。
ただし、写真や動画など決定的な証拠は、自分で撮れそうに思えてもなかなか難しいです。
それに、証拠を集めている最中犯罪行為に手を染めてしまう可能性もあります。
浮気・不倫の証拠集めは、ぜひ探偵にご依頼ください。