「結婚」は、人生で最大のイベントの1つです。
しかし、大好きな人であっても、結婚した後になって

なんか違うな

あれ、価値観合わないな…。こんな人だったっけ…
なんて、悶々としてしまうことも少なくないようです。
結婚した後に、価値観の違いがあったり、相性が悪いことがあったりして後悔することは少なくありません。
場合によってはそれが離婚に繋がる事もあります。

日本人の離婚率は35%と言われています。
3組に1組が離婚してるんですね…。
今回は『本当にこの相手で大丈夫?』結婚した後に後悔しないための17のチェックリストをご紹介します。
目次
相手の性格について確認しておきたい5つのポイント
まずは、相手の性格に関する5つのチェックポイントをご紹介します。
結婚する事とは「家族になる」という事です。
円満な家庭を長期的に築くには相手との相性が何より大切です。
結婚する前に、相手がどのような性格なのかもう一度客観的に確認しておきましょう。
1.メンタルは安定していますか?
結婚相手のメンタルはもちろん、相手といる時の自分のメンタルも重要です。
仕事や生活で嫌なことがあっても、それを適切にリカバリーできるメンタルの安定性を持っている人は、生活をしっかりと守っていくことができます。
反対に、メンタルが不安定ですと、依存や対立を生み出したり、夫婦関係の崩壊につながってしまうことがあります。
2.暴力を振るわない人ですか?

DVやモラハラは多くの夫婦が悩むポイントのひとつです。
交際しているときから、暴力的な言動がないかをチェックしておくことは重要です。
また、追い詰められているときや、お酒を飲んでいるときなどの言動もしっかりとチェックしておきましょう。
普段見えない相手の本質が垣間見える瞬間です。
3.感情のコントロールができる人ですか?
すぐにカッとなったり、すぐに落ち込んでしまうタイプの人は、人間関係や仕事関係でトラブルを抱えてしまう可能性があります。
また、感情のコントロールがしっかりとできない人は、お酒やギャンブルなどにのめり込みやすい傾向にもあるため、注意が必要です。
4.交友関係は把握してますか?
本人がどれだけ良い人でも、相手の交友関係がわからないというのは不安なものです。
あまり良くない人たちとの付き合いがあると、思わぬところで足元をすくわれてしまうこともあります。
また、反対に交友関係がまったくない人というのも心配です。
少なくとも、どのような人々とか変わって生活してきたのかということについては把握しておくようにしましょう。
5.自分を持っている人ですか?
例え、死が2人を別つまで共にいることを誓ったとしても、お互いが独立した人間です。
「自分」という芯のがない人には要注意です。
自分がない人はパートナーにとても優しい人が多い傾向にありますが、その優しさを相手に強制する危険性も孕んでいます。
それは、依存という形であなたの人生を蝕むかもしれません。
結婚前には、相手が信念や大切なものを持っている人か確認しておくと良いでしょう。
お金に関して確認しておきたい4つのこと
性格の一致だけでは家庭は築けません。
生きていく上で必要不可欠なのが「お金」です。お互いの金銭感覚のズレや浪費癖などがトラブルになることもあります。
結婚する前に2人のお金をどのように使うのか確認しておきましょう。
1.お互いの収入や貯金はどれくらいありますか
生活を維持していくうえで、収入は重要です。
相手はどのような仕事で収入を得ているのか、それは安定しているのか、今後収入が上がっていく見込みがあるのかといったことが判断材料となるでしょう。
また、結婚してからは出産などの大きな出費が伴う場合があります。
貯金の額や、貯金に対する考え方などもすり合わせておくとよいでしょう。
2.相手に借金はありませんか?

結婚してから、相手に借金があることがわかってトラブルになる、というのは非常によくあるケースです。
相手に借金があったら一発でアウト、というわけではありませんが、借金の額はどれくらいなのか、それは今後返していける見込みがあるのかといったことも合わせて考えていくとよいでしょう。
3.金銭感覚は一致していますか?
収入を、何に、どれだけ使うのかという「金銭感覚」は非常に重要です。
夫婦のため、家庭のためにしっかりとお金を支出してくれる相手かということを確認しましょう。
また、一緒に生活をしていくうえで、生活費をどのように分担していくかということをしっかり確認して、後々のトラブルとならないようすり合わせていくことも重要です。
余裕があれば、記念日の支出やプレゼントなどへの支出の考え方も整理しておくとよりよいでしょう。
4.ギャンブルにのめり込んでいませんか?
競馬やパチンコなど、一般にギャンブルと呼ばれる趣味を楽しむこと自体は問題はありません。
しかし、それにのめり込んでしまって、生活に影響が出ているような相手の場合には、夫婦となったときにトラブルの元となる危険性があることには注意が必要です。
ライフスタイルに関して確認しておきたい4つのこと
次は、仕事や趣味に関する確認事項です。
相手の職業柄、休みの日が合わないことや生活する時間帯が合わないことがあります。
場合によっては単身赴任家庭になることもあります。
これは、お互いに話し合って理解すれば円満な家庭を構築できることが多いでしょう。
1.お互いの生活リズムを理解していますか
生活リズムに差が出ることはどうしてもやむを得ないこともあります。
しかし、仕事やこれまでの生活習慣などによって、お互いの生活リズムがまったく違ってしまっている場合には、なかなか会話ができなかったりすれ違いが生じてしまう場合があります。
朝型、夜型など様々な生活リズムがありますが、今後調整が可能であるのか、また、できるだけお互いの生活リズムを合わせていこうという意思があるかどうかというのも重要なポイントとなります。
2.仕事、キャリアについて話し合っていますか?
相手は現在の仕事やキャリアについてどのように考えているのかということも話し合っておく必要があります。
収入面も含めて、今後キャリアアップをしていくことは、豊かな夫婦生活の維持にとって重要となることでしょう。
3.相手は酒やタバコなどの嗜好品が好きな人ですか?
お酒やタバコなど、嗜好品は、生活や健康に影響が出ない範囲で楽しむ分にはよいものです。

しかし、好きすぎるのは問題かも…
毎晩大量のお酒を飲んでいたり、タバコを吸っていたりすると、家計の大きな負担になってしまうケースも少なくありません…。
「家族になるうえでタバコをやめてくれる考えがあるか」
「家の中で吸わないという選択をしてくれるかどうか」
などは、結婚するうえで確認しておいたほうがよいポイントのひとつです。
4.相手の趣味を把握していますか?
趣味を楽しむことはもちろん良いことです。
趣味のつながりから結婚する夫婦も多くいます。

しかし、結婚して夫婦になったうえで、これまでと全く同じように趣味を楽しみ続けることが難しい場合もあります。
相手の趣味を把握して、それとどのように今後付き合っていくのか、家族・夫婦生活とどのように両立していくのかということは、結婚前にしっかりと話し合っておきましょう。
家庭に関する4つのこと
最後に「家庭」に対する価値観を確認しておきましょう。
結婚後、家を購入するのか、子どもは欲しいか、お金の問題にも関わってきますがこれは「家族」となる上でとても重要です。
1.夜の相性は合いますか?

夜の生活、夫婦の営みは、お互いの愛情や絆を深めるうえで非常に重要なものです。
セックスレスから離婚に至ってしまう夫婦も珍しくありません。
夫婦生活の中で夜の相性や夫婦の営みについての考え方、傾向などについてもしっかりと確認し、必要があれば話し合っておきましょう。
2.「家を持つ」ことへの認識を共有していますか?

現代では、「家を建てる」「家を持つ」事は
必須ではありません。
賃貸の家で満足だったり、場合によっては社宅や寮などで生活したい!という人もいます。
家に関しては大きな支出を伴う耐久消費財でもあることから、家を持つことのメリットとデメリットなどについての認識を共有して、夫婦としての考え方を整理しておきましょう。
3.「子供」に関する価値観は合っていますか?

子供を持つことについては、現代では大きな選択です。
子供がほしいという女性は多いですが、中には「DINKs」のような夫婦だけで過ごしたいという価値観を持っている場合もあります。
また、子供の人数や教育に関しての考え方も整理しておく必要があるでしょう。
4.相手の家族を理解していますか?

結婚は「家族になる」ことであり、相手の家族についての理解も重要です。
今後一生涯にわたって付き合う可能性のある相手の家族なので、夫婦と全く同じとは言わないまでも、広い範囲で価値観を理解しておく必要性があります。
また、相手と義両親との関係性、老後には介護をどうすることになるかといった将来に関する考えも重要です。
くわえて、結婚した後にトラブルとなるケースとしては、相手の両親との宗教観の違いもあります。
結婚した場合に強制的・半強制的に入信させられるような宗教であったり、宗教的な儀式に動員されるなどのトラブルの元がないかも予め確認しておきましょう。
相手を本当に理解しているか、もう一度確認しましょう
結婚するにあたっては、お互いの「理解」がもっとも重要です。

結婚は恋愛の延長線上にはありません。
「好き!」だけで結婚すると痛い目を見ることも…。
相手の立場や背景を理解し、そのうえで夫婦となったときにどうするのか、どうしていきたいのかという意向をすり合わせていきましょう。
ときには、お互いに譲歩が必要な場合もあります。
少なくとも「何も知らずに結婚して、すぐに別れることになった」なんてことはは避けたいところです。
「結婚」を、後悔のない形で達成するために、相手と自分との認識を共有するための参考としてみてください。
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